私たちは、地球で生活をしている限り日々重力が加わっています。
その重力が、筋肉や関節に負荷をかけます。
もちろん、通常感じることはありません。
が、猫背になったり足が上がりにくくなったりするのは重力があるからです。
いわば、負荷がかかっています。
その負荷が徐々に負担となり蓄積され
耐えられなくなると筋肉や関節を痛めてしまい
自分の足で歩けなくなってしまいます。
ですので、‟関節を守る”とは
重力に負けない身体を
手に入れるということになります。
それは、姿勢を正すことです。
つまり姿勢を正すことで
重力に打ち勝つ身体を手に入れることになります。
自分の関節を守り
自分の足で歩く為に鍛えるべき
以下の筋肉をご紹介します。
①多裂筋
姿勢を維持するときに働きます。また前かがみになって身体を起こすとき、身体を回旋させるときにも働きます。この多裂筋がが弱くなると身体が前かがみになってしまいます。
②腹横筋
多裂筋とともに姿勢を維持するのと内臓の位置を安定させます。腹式呼吸にも関わる筋肉でもあるので、弱くなると自律神経にも影響がでます。
③菱形筋
背骨に肩甲骨を引き寄せる働きをします。弱くなると肩甲骨が外側に引っ張られて猫背姿勢になります。
④前鋸筋
菱形筋とともに働くことで肩甲骨を安定させます。また、体幹の筋肉と連動するので身体のバランスをとっています。
⑤中殿筋
骨盤を支持する筋肉。歩行中のバランスを保っています。弱くなると左右にブレ、ヨタヨタします。
⑥ハムストリングス
太もも裏の3つの筋肉の総称。立ったり歩いたりするときに、体重がかかり足を後ろに蹴る働きをします。弱くなると膝が曲がってきます。
⑥後脛骨筋
すねのきわの筋肉。立ったり歩いたりするときに、足や身体を安定させ、足を着いたときに負担を和らげる働きをします。弱くなると身体が不安定になり支えにくくなります。